CLIMB Factoryはスポーツやヘルスケア分野の問題をITと統計学で科学する、ITソリューションカンパニーです

NEWS お知らせ

  1. ホーム
  2. お知らせ一覧
  3. 2016年
  4. 【interview】トレーナーに聞く『CLIMB DB』活用法

2016年10月20日

【interview】トレーナーに聞く『CLIMB DB』活用法

────────────────────────────────────────

トレーナーに聞く『CLIMB DB』活用法

────────────────────────────────────────

「『CLIMB DB』はチーム強化にとって、なくてはならないツール」

東京女子体育大学バレーボール部を始め、様々な競技、種目にトレーナーとして携わる一水孝志氏。理学療法士としても活動する一水氏は、『CLIMB DB』をどのように選手の競技力向上、ケガからの復帰に役立てているのだろうか?

■日本一になるために、日本一のシステムを使う

―『CLIMB DB』をいつから使用していますか?

2016年の4月からです。もともと、CLIMB Factoryさんが開発した『S・O・A・Pシステム』を使用していたので、自然の流れとして、チームとして選手のデータを管理することができる『CLIMB DB』を使うことになりました。やはりチームを強化する上で、選手のケガの状況やコンディションを管理することは、欠かすことができないものだと感じています。このシステムを導入することは、チームを強くする上で非常に有効だと思いますし、強化の継続性という意味でも重要です。チームとしては大学日本一を目指していて、そのためには日本一のシステムを使いたい。そう考えて導入を決めました。

―『CLIMB DB』では、どのような項目をチェックしていますか?

選手は毎日、スマートフォンのアプリを使って、睡眠時間や睡眠の質、基礎体温や体重、体調、ケガの状況、食事内容などを入力しています。個別に入力したものを、パソコンのデータベース上で一元化して管理できるので、それを私を含むトレーナー陣が毎日チェックしています。選手の個別データを見て、体温が高い人は風邪などの感染症の可能性があるので、他の選手に伝染させないためにも、練習を休ませるといったように、未然に防ぐことができるので助かっています。

画像1.png
【図】選手たちは練習前後に、CLIMB DBのアプリを使って体調を入力する
 

―東京女子体育大学バレーボール部は選手が全員女性ですが、女性ならではの体調管理の重要性については、どう感じていますか?

選手たちには基礎体温を毎日計ってもらい、それを入力しているのですが、そうすることで、選手自身が性周期を把握することができます。研究によると、トップアスリートの5人に2人が、性周期になんらかの異常を抱えています。ですが、私を含めてトレーナーは男性が多いので、選手に「生理来てる?」とは、なかなか言えないわけです。そこで、『CLIMB DB』のアプリを使って基礎体温を入力することで、面と向かって聞かなくても把握できますし、データベースをチェックして、生理が3ヶ月来てない選手には直接話しかけて、コミュニケーションをとっています。

画像2.png
【図】選手のコンディションが、顔マークのアイコンで表示される
 

その意味では、『CLIMB DB』があってすごく助かっています。性周期によってコンディションの変化を実感している選手は90%以上いるにも関わらず、これまでのスポーツ界には男性の指導者が多いため、女性アスリートのコンディションに対して無関心だったのかなと思います。そういったところにシステムを使うことで介入できる。そのメリットはすごく大きいです。

―女性アスリートが抱える性周期異常の理由は、どんなことが考えられますか? 

消費エネルギーに対して、摂取エネルギーが少ないことが、理由のひとつに挙げられます。そのため、東京女子体育大学バレーボール部では、選手が週に3回、食事の写真をスマートフォンで撮って、『CLIMB DB』にアップロードし、それを管理栄養士が確認しています。『CLIMB DB』を使う前は、他社のメッセンジャーアプリを使っていたのですが、写真を管理栄養士に転送する手間がかかっていて、使いにくかったんです。『CLIMB DB』のデータはクラウド上にあるので、私以外のトレーナーや管理栄養士が簡単に情報を入手することができます。データの管理も一元化できるので、非常にありがたいです。

画像3.png
【図】選手が食事を写真で撮り、アプリを使って管理栄養士と共有する
 
 大学卒業後も実業団でバレーを続ける選手もいます。そういった選手に対しては、どんな監督のもとでも良いプレーができるように、オールマイティな技術を身につけてほしいと思って指導をしています。大学でバレーを引退してしまう選手に関しては、社会人として自立した大人になってほしいです。自分で自分のことをしっかりと管理できる大人になるためにも、大学生のときから『CLIMB DB』アプリを使って、毎日体調を記録し、自己管理をする。その土台を作って、社会に出て行ってほしいと思っています。
 
■練習に取り組む姿勢が変わった結果、運動数値も大幅にアップ

―『CLIMB DB』を導入したことで、選手がバレーボールに取り組む姿勢に変化は見られましたか?
 
選手たちが、自分の身体としっかり向き合うようになりました。その甲斐あって、ケガは目に見えて減りましたね。アプリを入力するときが、日々自分の身体と向き合う時間になっているので、痛みを感じた場合にはすぐにトレーナーに相談するようになりましたし、我々としても『CLIMB DB』を使うことで、選手に直接顔を会わせるタイミングがないときでも情報を共有できるので、助かっています。プレーに関しても、体重や体脂肪、筋肉量などを折れ線グラフで見ることができますし、ジャンプ力などのスポーツテストにしても、前回の自分からどれだけ成長しているかがひと目でわかるので、選手たちのモチベーションになっています。実際に、ジャンプ力が20センチ上がった選手もいて、チーム平均だと13%程度アップしています。これを数ヶ月で達成するのは難しいことなのですが、選手たちが練習に取り組んだ成果だと思います。
 
【図】Green Field 代表/トレーナー・理学療法士の一水孝志氏
 
―ケガをした選手が復帰する際に、『CLIMB DB』をどのように役立てていますか?
 
ケガから復帰するためのリハビリ過程にある選手に対しては、『CLIMB DB』のコメント欄を使って「今日は痛みが出なかったら、10球は打っていいですよ」「何センチまでなら、ジャンプしてもいいですよ」といったように、具体的な指示を出して、やりとりをしています。これが良いのは、選手との対話のやり取りがスマートフォンやパソコンの画面上で履歴として残るところです。東京女子体育大学バレーボール部には、3名のトレーナーが関わっているのですが、1人のトレーナーと選手とのやりとりを、他のトレーナーが見ることができます。選手とのやりとりを他のトレーナーと共有することができるので、トレーナーによって言うことが違うという意見の食い違いがなくなります。
 
【図】ケガの詳細を写真つきで管理でき、トレーナー間で共有できる
 
いままでは、ケガから復帰するときに、紙に書いて残しておいたデータを探して共有していたのですが、その手間がなくなり、スムーズにトレーナー間でデータを共有できるので助かっています。選手にも「何秒以内にダッシュができたら復帰してもいいよ」といったように、過去のデータと照らし合わせて、具体的な数値が提示できるので、目標に対して取り組みやすいと思います。そう考えると『CLIMB DB』はチームにとってももちろんですが、我々トレーナーにとっても、なくてはならないものになっています。
CLIMB Factoryはスポーツやヘルスケア分野の問題をITと統計学で科学する、ITソリューションカンパニーです

PAGE TOP